HOW TO FISHING
〜船釣り編〜
〜釣り物(魚)と船宿を探して準備する〜
どちらが先ということはなく、船宿を探しながら、今釣れている魚に行こうと、決めてもいいし、釣りたい魚の名前で検索してみるのもアリ。
ここでは船宿で道具を借りて釣りをする(レンタルタックル)ケースを想定して説明します!
つりジェンヌアンバサダー
晴山 由梨
どんな魚が釣れるの?
季節によって変わりますが、一般にはアジ、タイ、ブリの仲間、イカ・タコなどが明日にでも釣ることができます。小はマハゼから、大はキハダ、クロマグロまで釣れるのが船釣りの特長!
初めての場合は、沖合ではなく海の穏やかな近場で、道具を借りて釣ることができるアジやシロギスなどからチャレンジしてみるのがおすすめ。
船宿ってどこにあるの?
日本の沿岸の港のほとんどに船宿(遊漁船)があります。
大都市の周辺には船宿が多く、東京湾を例にするとほとんどの地区に船宿があります。
クルマはもちろん、電車で行くことができたり、駅まで送り迎えしてくれる船宿もあります!
釣り船には乗合船と仕立船があり、一般的には乗合船を利用します。
料金は半日船で6000円前後、一日船で1万円前後。
〜釣り船の例〜
大きさは長さ24メートル未満。小さなもので定員10人ほど、大きなもので30人以上が乗ることができます。
大型のものはトイレ完備、キャビンがあり、揺れも少なく快適です。
船宿を探して予約する
各種ポータルサイト、船宿のホームページやSNS、専門誌などで、どんな魚が釣れるのか、交通 料金などを知ることができます。つりジェンヌホームページでは女性におすすめの船宿を紹介しています。
船宿と釣り物が決まったら、予約してみましょう。
船の予約はwebで受付けているところもありますが、圧倒的に多いのが電話。船宿に直接、電話をして、予約を取ります(もちろん問い合わせだけでもOK)
電話は20時までにかけましょう。 *朝早いので夜の電話は迷惑になります
もしもし、9月14日のライトアジを予約したいのですが…
[船宿に伝えること]
□釣行日
□便名(釣り物)
□人数
□名前
[聞いておきたいこと]
□貸し道具の有無と価格
□乗船料金
□出船時間
□宿に行く目安の時間
□エサと氷の有無
□電車の場合は送迎について
□自動車の場合は駐車場について
[さらに聞いておくといいこと]
□仕掛け等の販売はある?
□座席はどうやって決めるのか
*席札を取るのが一般的ですが、予約時に決める船もあります
貸し道具・貸しライフジャケット
氷の販売
仕掛けの販売
釣り座を決める席札
船釣りのウエア
◉レインウエア
風としぶきがかかる船では、真夏でもぜったいに欠かせません。
アウトドア用もありますが釣り専用は機能的で動きやすく作られています。
◉ブーツ
船の上は水を流していることもあるので、スニーカーや普通の靴ではすぐに濡れちゃいます。指を保護する意味からも長靴、ブーツが必要です。
◉帽子・グローブ
日差しを避ける帽子はもちろん、意外なほど役立つのがグローブ。必需品です。
◉ライフジャケット(船宿にもあり)
船では必ずライフジャケットを着用します。法律で定められた規格のもので購入する際はコンパクトな膨張式が人気。船宿に常備されているライフジャケットを借りるのもおすすめです。
◉レイヤリング
インナーは、着やすく濡れても乾きやすく、紫外線対策の施されているウエアがおすすめ。夏でも雨が降ると身体が冷えるのでコンパクトに収納できる薄手のダウンウエアやフリースを1枚持って行けば安心です。
◉紫外線対策
船の上では日焼けが大敵!出船前にしっかり日焼け止めを塗って、釣り用にデザインされたアイテムで紫外線をシャットアウトしましょう。
船釣りで最初に必要になるモノ
※ここでは釣り道具は借りると仮定して説明します。
◉ハサミ・プライヤー(ペンチ)・タオル
初めてでも必ず持っていきたいのがこの3つ。タオルは手を拭いたり、魚をつかむとき使えるので三枚は持っていきましょう。
◉バッグとクーラーボックス
代用もできますが、専用品は耐久性、使いやすさがすぐれています。クーラーボックスは大きさが色々ありますが、アジ釣りなど、小物であれば20リットルサイズがおすすめ。持ち帰り用に発泡スチロールタイプを販売している船宿もあります。
◉酔い止め
船酔いが心配な人は酔い止めも用意。釣り人の間では、アネロンニスキャップが一番人気。
【持ち物チェック】
□レインウエア
□帽子
□グローブ
□タオル
□ハサミ
□魚を入れるクーラーボックス
□酔い止め
天候などが不安定な場合は前日に出船の確認をすれば安心。
釣りに行く前日は、早めに寝ましょう。