HOW TO FISHING
〜船釣り編〜
〜船宿で迷わないために〜
船宿ってどういうシステムなの?
一度行ってしまえば簡単なことも、最初は不安。
ここでは浦安・吉野屋さんでの「ライトアジ」釣りを例に、釣り当日の船に乗るまでの流れを紹介します!
つりジェンヌアンバサダー
晴山 由梨
到着から受け付け
★ 宿には、出船時間の1時間前には着いておくようにしましょう。
★ 飲み物、食べ物は船宿に着く前に購入しておきましょう。
① 駐車
車の場合は駐車場の入り口で釣り物を伝えて、指示にしたがって駐車します。
② 釣り座選び
座席はボードに掛かっている札などを取って確保する場合や、受付で書き込む場合があります。
③ 乗船名簿
釣り船に乗る時は必ず乗船名簿を記入します。これは遊漁船法で定められていて、万が一の際に必要な情報になります。
④ 受け付け
受け付けでは釣り物を伝えて料金を支払います。
貸し道具を希望する人は、ここで貸し道具について聞いて、受け取っておきます。
※貸し道具は船で受け取る場合もあります。
※初めての人は、初めてであることを伝えておくとスムーズです。
仕掛けも船宿で購入できる場合があります。予約時に確認しておきましょう。
氷とエサも、受付で聞いて、購入、または受け取ります。
ライフジャケットも受付で聞いておきます。ライフジャケットはコンパクトな膨張式と船に備え付けられている固形式があります。
★出船前にトイレは済ませておきましょう。
港に集合する船の場合は、港に着く前に済ませておくといいですよ。
船酔いが心配な人は船に乗る前に酔い止めを飲んでおきましょう。
そうそう、日焼け止めもあらかじめ塗っておきましょうね。
さあ乗船!
◉船の各部の呼び方と設備
船の前がミヨシ、後ろがトモ。
船ベリは船の壁のこと。
座席の前のトレーになっている場所に小物を置くことができます。
女性が使う個室トイレは多くの場合後ろ(トモ)に設置されています。
キャビンは使用していいか確認してから使いましょう。
船に乗ったら
船に乗る際は桟橋に着けられていて、船長さんや船宿のスタッフに確認してから乗るようにしましょう。
※船に乗り込む時にはライフジャケットを着用してください。
席札を取ったときの番号などで自分の席を確かめて、荷物を置きます。もし分からないときは、スタッフや近くのお客さんに聞きましょう。
お隣さんに軽くごあいさつ。困ったときはお互いさま。初めての場合は、初めてと伝えておきましょう。
クーラーボックスは邪魔にならないよう下に、バッグは上に。通路をできるだけ確保します。
エサは座席にセットされている場合と、配られる場合、自分で取りに行く場合があります。(エサについてはPart3で詳しく説明します)
ライトアジの場合は、テンビンとカゴが貸し出されます。
手を洗ったり、魚を入れるバケツやオケを足元に置いておきます。
休日など初めてのお客さんが多い日には、船長やスタッフが釣り方をレクチャーしてくれる場合があります。ぜひ、聞いておきましょう!
★ 船の座席のうえを歩くときは、必ず手すりなど何かをつかみましょう。また、人の後ろや前を通るとき、相手が気づいていなかったら一声かけるのがマナーです。
★ 小物や衣類は飛ばされないようにして、風が強い日など、海水をかぶる際はキャビンや後方に移動して、船の走行中は基本的に立ち歩かずに、釣り場までのクルージングを楽しみましょう!
いざ、出船!次回はいよいよ釣りをします。
美味しい鯵を釣りましょう!